翼状片
翼状片について
翼状片とは
翼状片とは、角膜(目の黒い部分)に結膜(目の白い部分)が入り込んでくる病気です。黒目の中心に向かって鳥や飛行機の翼のような形に伸びてくるのでこのように呼ばれます。初期症状はありませんが、血管の多い組織のため、充血のように見えることもあります。瞳孔に達して目に入る光をさえぎったり、黒目をゆがめて乱視を生じたりすると、視力に影響することがあります。
治療
翼状片自体は悪性の組織ではないため、自覚症状がない初期の段階では経過観察、あるいは目薬などで様子を見ます。初期のまま進行しないこともありますが、進行して上に述べたような症状が出た場合は手術で切除します。